どうしても集合住宅に住んでいると、近隣宅でも無線LANを使用しているため、複数の無線LAN親機が近接していまい、電波干渉を起こしやすくなります。
このような無線LANが近接する環境で、Aterm WF800HPが繋がらない(遅い)ときに電波干渉の影響を多少なりとも軽減するための設定をまとめます。
なお、ここでは、フレッツ光のモデム兼ルータにAterm WF800HPをブリッジモード(単なる無線LANアクセスポイントとしての機能)で繋いでいることを前提にします。
ブラウザからAterm WF800HPの設定画面にアクセスします。ブリッジモードの場合、デフォルトの管理画面アドレスは、http://192.168.10.1/ です。
メニューバーから「Wi-Fi 詳細設定(2.4GHz)」を開きます。「プロテクション機能」を「使用する」にして「設定」ボタンをクリックします。
再起動の確認画面が表示されたら「今すぐ再起動」をクリックします。この後、3分程度インターネットにアクセスできなくなります。3分程度待ってから、インターネットへのアクセスを確認してみましょう。
また、わが家ではすべてのWi-Fi機器がWPA/WPA2-PSKの暗号化に対応しているため、セカンダリSSIDの「Wi-Fi機能」を「使用しない」に設定しています。
それでも通信が切れやすい場合は、Aterm WF800HPのそばにコードレス電話機がないか確認しましょう。
コードレス電話機は親機と子機の通信に周波数2.4GHz帯域の電波を使っています。Aterm WF800HPも同じ2.4GHz帯域の電波を使っているため、近接すると電波干渉がおきます。
コードレス電話機の説明書には、他の無線機器と3m以上離すかそれができない場合は上下に離すように書いてありました。
長めのLANケーブルを買ってきて、ルータを近くの本棚(高さ2m)の上に載せたところ、ようやく安定しました。
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