次のネットワークにログオンするのに必要な証明書が見つかりませんでした。
と表示されます。この意味不明なマイクロソフト語を日本語に翻訳すると、
PC側の無線LANアダプタが古くて、ルータ側の新しい暗号化方式に対応していません。
という意味になります。こういう場合は、「PC側の無線LANアダプタを新しく買い換える」か、「ルータ側の暗号化方式を古いものにダウングレードする」かのいずれかで対応します。
もちろん、後者はセキュリティレベルが下がるので、前者のほうがお薦めです。
しかし、無線LAN内蔵型のPCでどうしても外付けの無線LANアダプタをつけたくないというときは、後者で妥協します。
その理由は、古いWindows XPマシンに内蔵されている無線LANは最新の暗号化方式(WPAまたはWPA2)に対応していないためです。
FONルータのデフォルトの暗号化方式はWPA2なので、そのままでは古いXPマシンからWiFi接続できません。そこで、FONルータの暗号化方式をXP対応のものにダウングレードする必要があるというわけです。
ルータの管理画面にアクセスします。
fonの場合は、MyPlaceに接続可能なPCまたはiPhoneから、MyPlace経由でWiFi接続して、ブラウザから「192.168.10.1」にアクセスし、「admin」でログインします。
管理画面にアクセスできたら、無線LANの暗号化方式を変えて保存します。 右上のプルダウンメニューから「WiFi」を選び、「暗号化」を「WEP」に、「モード」を「g/bミックス」に設定します。
fonの場合は、このとき「パスフレーズ(ネットワークキー)」が変わる場合があります。そのときは、パスフレーズをメモしておきます。 ルータの設定を変えたら、再度、無線LANにアクセスしてみます。
Windows XPでは、以前の設定が残っていて邪魔して接続できない場合があります。その場合は、FONルータの管理画面で「SSID」をMyPlaceから独自のものに変更します。
続けて、Windows XPの「ワイヤレスネットワーク接続」で新しいSSIDのアクセスポイントに接続して、パスワードを入力します。
これでWindows XPマシンからFONルータに接続できるようになります。忘れないうちに、このFONルータに接続するすべての端末のWiFi設定も変更しておきましょう。
なお、SSIDを変更したら、MyPlaceのアクセスポイントは不要になりますので、「ワイヤレスネットワーク接続」の「プロパティ」から「ワイヤレスネットワーク」のタブを開いて「優先ネットワーク」に残っている「MyPlace」の「SSID」を選んで「削除」しましょう。
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