JDL IBEX 出納帳2は2003年に発売されたソフトで、メーカーはWindows7どころかVistaすらサポートしていない。
とはいえ、仕入れもなく複雑な経理処理もないのに、わざわざ高価な会計ソフトを買い換えるのはアホらしい。
そこで、メーカーのサポートは当てにせず自己責任でJDL IBEX 出納帳2をWindows7にインストールして、WindowsXPからWindows7に経理データを移行して使うことにした。
まずは、JDL IBEX 出納帳2のCDでソフトウェアをインストールする。設定は、デフォルトのままでよい。
インストール完了後、システムを再起動してから、JDL IBEX 出納帳2のショートカットを右クリックしてプロパティを開く。
「互換モードでプログラムを実行する」を有効にし、「Windows XP (Service Pack 3)」を選択して「OK」する。
これでJDL IBEX 出納帳2そのものは、起動できるようになる。
ただし、ここで起動してはWindows XPで作った経理データを読み込むのが面倒くさくなる。
JDL IBEX 出納帳2の初起動前に、経理データを移行しておいたほうがよい。
こうすると、Windows XPで使っていたのとそっくり同じ状態でJDL IBEX 出納帳2を開くことができる。
まずWindows XPから、下記の2つのフォルダをUSBメモリにコピーする。
- c:\Program Files\JDL\JDLSYS.XXX
- c:\Program Files\JDL\system\object\suito\出納帳履歴
なお、JDL IBEX 出納帳2を一度も起動していなければ、出納帳履歴フォルダは存在しない。
その場合は、suitoフォルダの中にただコピーすればよい。
この状態でJDL IBEX 出納帳2を起動すると、Windows XPでの作業時と全く同様の状態でJDL IBEX 出納帳2を開くことができる。
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