HDMI→VGA変換アダプタ(ケーブル)で画面が映らない

PCと外部ディスプレイHDMI→VGA変換アダプタ(ケーブル)でつないでも画面が映らない(表示されない)ことがあるのは、ディスプレイ解像度リフレッシュレートを自動調整できないためです。

なぜHDMI→VGA変換すると自動調整できないのか

VGAは、映像信号をアナログ信号で送ります。HDMIは、映像と音声の両方の信号をデジタル信号で送ります。そのため、HDMIをPCにつなぐと、PCはデジタル信号を拾おうとします。

HDMI→VGA変換する場合、PCにはHDMI、ディスプレイにはVGAでつながっています。ディスプレイからはアナログ信号が送られるため、PCはアナログから変換されたデジタル信号しか拾えません。この変換により、ディスプレイ解像度リフレッシュレートなどの情報が抜け落ちます。このため、PCはそれらの情報を検知できない、つまり自動調整できないのです。

ディスプレイ解像度とは

ディスプレイの縦と横に表示できるドット数のことで、ざっくり言えば「画面の表示サイズ」のことです。

Input Not Supported

ディスプレイ解像度が「そのディスプレイの仕様」のものになっていないと、画面が映りません。必ずしも(推奨)のものが正解とは限らないため、確認しましょう。

そのディスプレイの仕様の解像度は、そのディスプレイの取扱説明書で確認できます。取扱説明書がなければ、ディスプレイの型番をGoogleで検索して、メーカーのサイトで確認することができます。ディスプレイの型番は、通常、そのディスプレイの裏側に記載されています。

リフレッシュレートとは

1秒間に画面を表示し直す頻度のことです。リフレッシュレートが60Hzなら、1秒間に60回画面を表示し直していることになります。

表示し直す頻度が高いほど動きが滑らかに見えますが、それだけPCにもモニターにも負荷がかかります。事務作業に高いリフレッシュレートは必要ないので、選べる範囲でリフレッシュレートを下げてもよいでしょう。

解決策

HDMI→VGA変換アダプタ(ケーブル)でディスプレイモニタに画面が映らない理由をご理解いただいたところで、その解決策は、「Input Not Supported(入力信号がサポートされていません)と表示されて画面が映らない」をご参照ください。

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