ディスプレイとPCをUSB Type-C/VGA変換アダプタでつないだときに、「ノーシグナル(信号なし)」などと表示されて、モニター画面が映らない原因は、2通り考えられます。
- No Signal(ノーシグナル・信号なし)
- Input Not Supported(入力信号がサポートされていません)
No Signal(ノーシグナル・信号なし)
No Signal(ノーシグナル・信号なし)と表示される場合は 、USB Type-C ポートがThunderboltに対応していないことが考えられます。USB Type-Cポートは必ずしもThunderboltに対応しているとは限りません。Thunderboltに対応しなければ、そのType-Cポートから映像信号を出すことはできません。
Thunderbolt映像出力に対応しているUSB Type-Cポートには、下記のマークがついています。
USB Type-Cポートに上記のマークがついておらず、PCの取扱説明書にもUSB Type-CポートがThunderbolt対応であると明記されていなければ、残念ながら、そのUSB Type-Cポートから映像信号は出ないということになります。代わりに、HDMI/VGA変換アダプタ(ケーブル)をお薦めします。
Input Not Supported(入力信号がサポートされていません)
Thunderbolt対応のUSB Type-Cポートであっても、VGA/USB Type-C変換アダプタ(ケーブル)を介して、PCとディスプレイをつないだときにInput Not Supported(入力信号がサポートされていません)というエラーが出ることがあります。
このエラーは、PCから出力されるディスプレイ解像度とリフレッシュレートがディスプレイの仕様に合っていないことを意味します。このエラーが出たら、まずディスプレイの取扱説明書などで、そのディスプレイ固有(仕様)の解像度を確認しましょう。
次に、デスクトップを右クリックして「ディスプレイ設定」を開きます。「マルチディスプレイ」で「表示画面を拡張する」を選びます。
外部ディスプレイの番号(下図では「2」)をクリックします。
「ディスプレイの解像度」をディスプレイ固有(仕様)の解像度に設定します。Windowsの推奨値が正解とは限らない(下図の推奨値もディスプレイ固有の解像度ではない)ため、必ず確認しましょう。
「ディスプレイの設定を維持しますか?」と表示されたら、15秒以内に「変更の維持」をクリックします。
それでも外部ディスプレイにInput Not Supported(入力信号がサポートされていません)というエラーが出ていたら、「ディスプレイの詳細設定」をクリックします。
「リフレッシュレート」を別の値に変更します。
リフレッシュレートの候補が3つ以上ある場合は、すべて試してみてください。ディスプレイ解像度が正しく設定されていれば、ぴったり合うリフレッシュレートがあるはずです。
Acer/AOPENのディスプレイモニタでは、取扱説明書の仕様の60Hzでは合わず、59Hzで合わせました。リフレッシュレートについては、取扱説明書の仕様に関わらず、すべての選択肢を試したほうよいでしょう。
VGA変換アダプターでHDMI接続すると、PCは外部モニターをスピーカーと認識して、PCから音が出なくなることがあります。その場合、外部モニターをスピーカーとして認識させないように設定しましょう。
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