手持ちの写真で運転免許証・パスポートなどの証明写真を自宅で作成・印刷するには、
GIMPが便利です。
手持ちの写真データを
GIMPで開いて、以下の手順で進めます。
1.切り抜き
「
切り抜き」ボタンをクリックします。
「切り抜き」ツールの中の「
固定:縦横比」にチェックを入れて、その下に縦横比を半角数字で入力します。運転免許証なら
4:5、パスポートなら
7:9です。
切り抜きたい範囲をドラッグします。
切り抜く大きさを変更したい場合は、右下の
□をドラッグします。
切り抜く位置を変えたいときは、選択範囲の真ん中をドラッグするか、矢印キーで調整します。切り抜く範囲が決まったら、
Enterキーで確定します。
2.縦横の長さ調整
「画像」メニューの「
画像の拡大・縮小」をクリックします。
キャンバスサイズの単位を
pxから「
ミリメートル」に変えます。(
Centimetersでもかまいません。)
幅を
半角数字で入力します。単位がミリメートルの場合、運転免許証なら24、パスポートなら35です。下図のように、数値は自動的に近似値に修正されますが、小数点レベルの違いは視認できませんから、問題ありません。
解像度が300以上になっていることを確認して、「
拡大・縮小」をクリックします。
3.保存
「ファイル」メニューの「
名前を付けてエクスポート」をクリックします。保存場所とファイル名を指定して、保存します。
元の写真を残しておきたい場合には、くれぐれも「上書きエクスポート」しないようにご注意ください。
4.印刷
自宅のインクジェットプリンターで印刷する際は、インクジェットプリンター用写真用紙を使うときれいに印刷できます。
ただし、
GIMPは
L版(写真)用紙に対応していません。
L版(写真)用紙にプリントするには、「
証明写真印刷テンプレート(トンボつき)」をダウンロードして、Excelで画像を取り込んでください。印刷の設定は、プリンターや印刷用紙によって違いがあります。お使いのプリンターと印刷用紙、それぞれの説明をご確認ください。
参考
GIMPで写真画像を明るく加工することもできます。詳しくは、「
GIMPで写真画像を明るくするには」をご覧ください。
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