高解像度の画像を貼り付けてWord上で縮小すると、Wordファイルの容量が無駄に大きくなってしまいます。Wordに貼り付ける画像の解像度の目安と解像度を下げる方法について解説します。
画像の解像度の目安
Wordに貼り付ける画像の解像度の目安は、商業印刷の原稿でない限り、A4版なら長辺(幅と高さのうち長い方)の長さが1280pxあれば十分です。画面での表示はもちろん、一般的なプリンターでの出力にも耐えられます。
画像解像度を下げる方法
Windows 11標準搭載の「フォト」で画像解像度を下げることができます。
解像度を下げたい画像を「フォト」で開きます。デフォルト設定のままのWindows 11なら、画像をダブルクリックすれば自動的に「フォト」が開きます。
「…」→「画像のサイズ変更」をクリックします。
幅と長さのうち長い方の数値を変更します。短い方は、縦横比から自動的に計算されます。
解像度を下げる時は、1/2(50%)、1/4(25%)、3/4(75%)など、分母が2のN乗の数のパーセントで縮小すると、解像度を下げたわりに見た目の劣化を抑えられます。
また、「品質」はざっくりいうとJPEGで元画像の色をどこまで間引いて圧縮するかを指します。図表ならデフォルトの80%で十分ですが、写真なら80%以上に上げたほうがよいでしょう。
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